化粧品の添加物「pH調整剤」は必要・不要?調べてみた結果…

弱酸性は肌に良い!っというイメージを多くの人がもっていますよね。
肌の調子が悪いときはドラッグストアなどで「弱酸性」表記の化粧品を選ぶ事もあるかと思います!

その化粧品の成分を見てみると「pH調整剤」と表記されているのをご存知でしょうか?
今回は、弱酸性と関わりのあるpH調整剤について詳しくまとめてみましたので、化粧品選びの参考にして頂ければと思います。

pHとは?

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なかなか聞き慣れない「pH調整剤」という言葉でpHってなに??と思ってしまいますよね。
pHとは、ピーエイチまたはペーハーという呼び方をします。

pHは物質の酸性〜アルカリ性までの度合いを示す0〜14の数値です。
簡単に言うとpH3だと酸性が強くて、pH13だとアルカリ性が強いことを表しているのです!

その中間に位置するpH7は中性で、生まれたばかりの赤ちゃんの肌が中性なのですが、
成長するにつれて私たちの肌はpH4.5〜6の弱酸性に変化していきます。

基本的にpH4.5〜6が健康な肌の基準を表す数値で、この状態の肌は肌バリアが正常に機能しているので、外的刺激や細菌を防いでくれます。

つまり、肌のpHが4.5〜6から離れていると肌のバランスが崩れてしまい、肌トラブルの発生することがあるので、注意して下さいね。

なぜ化粧品にpH調整剤が使用されているの?

化粧品

私たちが使用している洗顔料や石鹸には、皮脂汚れを落とすためにpH10程のアルカリ性の商品が多くあります。
そうなると、洗顔した後の肌は弱酸性のph4.5〜6の範囲からpH14のアルカリの方に傾いてしまい弱酸性の状態に戻るまで数時間かかると言われています。

肌トラブルのない正常な肌で数時間なので、敏感肌や乾燥肌の人は弱酸性に戻るのにその何倍も時間がかかってしまうのです。

その状態だと肌のバリア機能が上手く働かないので、肌へのダメージが心配…肌トラブルの原因になるのでは?
と思いますよね!

そこで、活躍するのがpH調整剤です。
このpH調整剤を洗顔料や化粧水に混ぜることにより、pHを弱酸性に調整することができます。

肌を正常な状態に近づけるために使用されているほか、pH調整剤は洗顔料や化粧品の酸度を保つ効果もあり、製品の劣化や成分の分離などを防ぐ役割も担っているのです。

簡単にまとめるとpH調整剤は以下のような目的で使用されています。

  • 弱酸性の化粧品には欠かせない成分
  • 酸度を保つ効果があるので製品の劣化や成分の分離を防ぐ
  • 肌の角栓や角質を除去し、ターンオーバーの正常化を助けます。

pH調整剤の種類と特徴

ph調整剤の特徴

pH調整剤は、多くの化粧品に使用されている必要不可欠な存在です。
その中でも、pH調整剤は2つのタイプに分類できます。

アルカリ性」と「酸性」です。
使用する化粧品のphや成分によって使い分けがされています。
それぞれの特徴と代表的な成分を紹介します。

アルカリ性

■トリエタノールアミン(TEA)
アンモニア水と酸化エチレンの反応によって作られ粘性のあるpH調整剤です。
化粧品でよく使用される調整剤のひとつで、クリームや化粧水、乳液のスキンケア商品、アイシャドウやファンデーション、口紅などメイクアップ化粧品などにも幅広く使用されている。

敏感肌の方は、稀に刺激を感じることがある様ですが、それ以外の肌質の方はそれほど気にすることはありません。

■水酸化ナトリウム
水酸化ナトリウムは、食塩水を電気分解し作られたpH調整剤です。
水に溶けやすいのが特徴で、苛性ソーダと言われることもあります。

主に、石鹸を合成する材料として使用されており、カルボマーやクロスポリマーなどのアルカリ中和タイプの高分子と反応させることにより、増着させ乳化の安定性を高めています。

■水酸化カリウム
水酸化ナトリウムとともに多くの製品に使用されているpH調整剤です。
機能も水酸化ナトリウムとほとんど同じで、石鹸や乳液などに使用されています。

酸性

■アスコルビン酸
アスコルビン酸はビタミンCの事で、水に溶けやすく強い酸性のpH調整剤です。
抗酸化作用があるので、美白効果も期待されています。

酸性が強いので、肌がピリピリする場合もある。

■グリコール酸
サトウキビやブドウなど自然界のものに含まれている成分です。
水に溶けやすい特徴があり、ピーリングを目的とした化粧品に多く使用されています。

角質を柔らかくして、除去する効果や肌を滑らかに整える事ができます。

pH調整剤は安全?

【画像】

化粧品などに使用されているpH調整剤の安全性は高く、配合量も制限されているので、安心して使用することができます。

ただし、人の肌質は1人ひとり違うので、酸性が強い調整剤が使用されている場合は肌がピリピリすることも考えられます。

また、日によっても肌の状態はバラバラなので、少しでも肌に違和感や異常が現れたら使用を控えてください。

まとめ

いかがでしたか?

pH調整剤は肌を弱酸性に近づける作用や化粧品の効果を上げる作用があることが知れたかと思います。
添加物=悪いもの」と判断するのではなく、なぜその添加物が含まれているのか?その理由を考えると化粧品選びも楽しくなるかと思いますよ!

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