ビタミンA誘導体はシミやニキビに効果的?その効果や副作用とは

化粧品の成分表示やパッケージなどで見かけるビタミンC誘導体を知っている方は多くいると思いますが「ビタミンA誘導体」を知っている方はそれほど多くないかと思います。

シミ消のために、美容皮膚科で処方される薬にトレチノインと表記されているのを目にしたことがある方は知っているかもしれません。

実はこの「トレチノイン」はビタミンA誘導体の一種なんです。
意外と知らないだけで、私たちはビタミンA誘導体を使用しているかも!

ですが、その効果や効能などあまり知られていない方がほとんどだと思います。

今回は、そんなビタミンA誘導体について、特徴や効果などを詳しくまとめてみましたので、今後のスキンケアに活用して頂ければと思います!

ビタミンA誘導体とは?

ビタミンA

ビタミンA誘導体は「レチノールレチナールレチノイン酸」など誘導体の総称のことを指します。

簡単に説明すると、基本的な性質は同じで、少しだけ化学構造が異なる成分をまとめて、ビタミンA誘導体と呼んでいるのです!

ビタミンA誘導体の主な働きは、ターンオーバーの促進や保湿成分の生成促進です。

シミなどの改善で、美容皮膚科で処方されるトレチノインを例に出すと。
塗った数日後には角質が剥がれ落ち、ターンオーバーを急激に促進させることができます。

ターンオーバーは基底層から徐々に各層に細胞が押し上げられ、約28日かけて排出されます。
それだけ時間をかけて行われるターンオーバーを数日まで早めることができるトレチノインは強力な成分なのです。

と、お話すると怖い成分のように聞こえますが、化粧品などに含まれているのは0,1%程度でターンオーバーのお手伝いを行う程度の効果しかありません。

その他にもビタミンA誘導体は、「過剰分泌されている皮脂の抑制」「コラーゲンの生成を促す」「抗酸化作用」など、肌に嬉しい様々な美容効果があります。

ビタミンA誘導体の効果とは?

肌の状態を気にする女性

ビタミンA誘導体はトレチノイン以外にも、いくつか種類が存在します。
また、ビタミンA誘導体に似た効果を発揮する成分もありますので、それらがどの様な効果を発揮するのか詳しくみていきましょう。

ディフェリンゲル

ディフェリンゲルはビタミンA誘導体と似た働きをしますが、別の成分が使用されている薬になります。

含まれているのは「アダパレン」といってこの成分がビタミンA誘導体に似た効果を発揮します。
ニキビの治療で皮膚科を受診した際に、処方される薬なので知っているかとも多いかと思います。

ニキビの原因となる過剰な皮脂分泌や毛穴の詰まりなどに効果を発揮し、ターンオーバーの促進を行います。
初期のニキビや中等症のニキビに効果があります。その反面、肌の乾燥、皮むけ、ピロピリとした刺激を感じることがあります。

対策としてはしっかり保湿を行うことが重要になってきます。

パルミチン酸レチノール

レチノール(ビタミンA)にパルミチン酸を結合させエステル化した、水には溶けずアルコールやオイルに溶ける油性のレチノール誘導体のことを言います。

レチノール誘導体の中で、最も刺激が少ないのが特徴で、安定性に優れています。
化粧品や医薬品に使用されており、化粧品の場合は真皮に存在する保湿成分コラーゲンやエラスチンの生成を促す効果があると言われており、紫外線によるシワやたるみ、乾燥小じわなどの防止に使用されています。また、医薬品では主にニキビの治療などに使用されています。

油性成分のため、とろみのある美容クリームなどに使用されているので、化粧品を購入する際は成分表示をチェックしてみて下さい。

トレチノイン

簡単に先述で紹介したトレチノイン(レチノイン酸)の主な効果はターンオーバーの促進と保湿成分の生成です。

ビタミンA誘導体の中でも非常に効果が高い反面、副作用もあるため、医薬品にしか使用されておらずトレチノインは処方薬(医療用医薬品)となっているのです。

トレチノインは肌のターンオーバーを無理やり促進させているようなものなので、かなり強い成分になります。
そのため刺激が強く肌荒れのリスクもあるので、専門家以外は使用できない様に法律で決まっているのです。

皮膚科や美容皮膚科などで、ニキビ、ニキビ跡、毛穴の開き、小じわ、そばかす、くすみ、しみ、などの治療で処方される薬の中に含まれている成分です。

注意してほしいビタミンA誘導体の副作用

肌に悩みを持つ女性

化粧品に含まれているビタミンA誘導体「レチノール、パルミチン酸レチノール」などは、基本的に副作用の心配はありません。

しかし、トレチノインなど医薬品として使用されているレベルの高い成分の場合は肌の乾燥や角質が薄くなるなどの影響で、以下のような副作用が見られる場合があります。

  • 乾燥
  • 赤み
  • 痒み
  • 粉吹き
  • ピリつき

この様は反応のことをレチノイド反応と言い、濃度や使用量をへらす、肌が慣れてくることによって改善していきます。

基本的に、症状は徐々に落ち着いてくることがほとんどなのですが、使用をやめても肌の状態が改善されない場合は処方された皮膚科などを受診するようにして下さい。

まとめ

いかがでしたか?

ビタミンA誘導体は「レチノール、レチナール、レチノイン酸」など誘導体の総称のことを指しており、それぞれの成分で、効果に違いなどがあります。

基本的な効果は肌のターンオーバーの促進、保湿成分(コラーゲンやエラスチン)の生成促進です。
化粧品や医薬品など幅広く使用されている成分になりますので、ニキビやシミなどで悩んでいる際は、ぜひ活用してみてくださいね!

 

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