ニキビケアに有効な成分「グリチルリチン酸」その効果と副作用とは

化粧品などに含まれている成分、グリチルリチン酸をご存知でしょうか?
成分表をじっくり見ないと、その名前を知ることはなかなか無いと思います。

主に、ニキビケア化粧品に含まれているので、ニキビに悩んだとき多くの方が知らない間に使用しているかも!
その他にも、アトピーなどの治療薬として医薬品などにも使用されている成分です。

今回は、そんなグリチルリチン酸の特徴効果副作用などを詳しくまとめてみましたので、ぜひ今後のスキンケアで活用して頂ければと思います!

グリチルリチン酸とは?

甘草

もともと、グリチルリチン酸は漢方の原料として知られている「甘草」の根に含まれる成分なのです。
漢方では、甘草湯と言って甘草単独での処方もあり、口の中にできるチクチク痛い「口内炎」などの炎症を抑えるために使用されていました。

また、喉の炎症などにも効果を発揮し、優れた抗炎症作用を持つことが証明されています。
その甘草の根っこに含まれるグリチルリチン酸をカリウムと合成させたものが「グリチルリチン酸ジカリウム」で、ニキビケアに効果的と言われるグリチルリチンなのです!正式名称は「グリチルリチン酸ジカリウム」になります。

グリチルリチン酸=グリチルリチン=グリチルリチン酸ジカリウム
その他、グリチルリチン酸二カリウム(2K)と言われる場合もあります。

ややこしいですが、全て同じ成分で呼び方が違うのですね!

グリチルリチン酸の効果

炎症を起こしているニキビ

漢方などにも使用されているグリチルリチン酸は以下のような3つの効果があります。

  • 抗炎症効果
  • 抗アレルギー効果
  • 解毒効果

それらを詳しく見ていきましょう。

炎症を起こしているニキビへの効果

グリチルリチン酸は、強い抗炎症作用を持っているので、真っ赤に腫れ上がった炎症ニキビに効果的
多くのニキビケア化粧品に含まれているので、成分表をチェックしグリチルリチン酸が含まれているかどうかを確認してみて下さい。

しかも、グリチルリチン酸は医薬品にも使用されているので高い効果が期待できます。

ただし!グリチルリチン酸はニキビの炎症を抑える効果はありますが、ニキビの予防効果はありません。
あくまでも、炎症を抑える作用が高いだけなので、ニキビが慢性的に現れる場合は根本的な治療を行う必要があります。

アレルギーに有効

グリチルリチン酸は抗炎症作用の他にも、アレルギー作用を抑える効果があります。
ただし、全てのアレルギー反応に効果があるわけではありません。

なので、アレルギー体質の方は、使用する前にかならずパッチテストを行って下さい。アレルギー体質の方はどの様な成分が肌へ悪影響を与えるか分かりません。

万が一グリチルリチン酸に反応してしまうと、本末転倒になってしまいます。
パッチテストは腕の内側など、あまり目立たない部分で行い、発赤や痒みなどの症状が現れないか確認して下さい。

ちなみに、抗アレルギー効果があるからといって、アトピー性皮膚炎の治療に使用してよいわけではないので、注意して下さい。

アレルギー皮膚炎の場合は皮膚科を受診して下さいね。

解毒効果

グリチルリチン酸は、体の中の毒素を分解する肝臓の機能を高める効果があります。

  • ウイルス性肝炎
  • 慢性肝炎
  • 肝機能障害

などの予防や治療薬にも使用されています。
その他にも、胃潰瘍や胃炎、十二指腸炎にも効果があります。

グリチルリチン酸の副作用

薬

ニキビやアレルギーへの効果が認められ、医薬品としても使用されているグリチルリチン酸ですが、皮膚に塗る場合は副作用は見られないのですが、経口摂取する場合は注意しなければならない副作用があります。

グリチルリチン酸を長期的に摂取した場合に注意しなければならないのは「偽性アルドステロン症」です。
この症状は、稀に起こることがあるのですが、覚えておいてほしい症状になります。

偽性アルドステロン症とは?

偽性アルドステロン症は、副腎から分泌されるアルドステロンというホルモンが過剰分泌されているときにおこる症状です。

高ナトリウム血症や低カリウム血症が引き起こされ、以下の様な症状が現れます。

  • 手足のだるさ・しびれ・脱力感
  • 筋肉痛
  • 疲労感
  • 高血圧
  • イライラ

などの症状がでてきたら、偽性アルドステロン症の可能性が高いので、すぐに受診することをおすすめします。

偽性アルドステロン症の発症条件と摂取上限

偽性アルドステロン症が発症するまでの期間や摂取量についてまとめました。

期間は…連続して使用している場合10日〜数年
と幅が大きくあるのが特徴で、体質などにも左右されます。

発症しやすい人の特徴

  • 男性より女性の方が発症しやすい
  • 小柄な人ほど発症しやすい
  • 高齢の方のほうが発症しやすい

この様な特徴があるそうです。

そのため、1日の摂取量が決められておりグリチルリチン酸は「200mg/日」となっています。
それ以上の摂取は危険なので注意が必要です。

グリチルリチン酸は化粧品など肌に塗るものに関しては、副作用は無いのですがアトピーなどで服用する場合は、注意が必要なので、かかりつけのお医者さんと相談することが大切です。

まとめ

なかなか聞き慣れないグリチルリチン酸ですが、私たちの使用している化粧品などに多く使用されている成分で、色々な呼び方をされています。

抗炎症効果が高いので、大人ニキビが悪化した場合などに使用すると高い効果を実感できるかもしれませんので、ぜひ使ってみてくださいね!

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